エタイさんにとっての「アライさん界隈」とは

アライさん界隈という居場所

エタイさんがアライさん界隈に求めていたのは「居場所」だったのだ。

今までさんざん言われているように、アライさんという不器用だけど元気いっぱいなキャラクターのガワを使うことによって自分自身を見てくれる人がいる……これはエタイさんにとって、たいへん魅力的なものだったのだ。自助グループに繋がるまで、自分自身のことを話す場が一切なかったのはとても辛かったのだ。そこに、アライさんというガワを使うことによって匿名でいながら自分自身のことを洗いざらい話せる巨大コミュニティがあることを知ってから、その一員になるまで時間はかからなかったのだ。

アライさん界隈は、交流したこともないフレンズや初めてのフレンズなど、みんな仲間だと思えたのだ(流石に「のけものはいない」という訳にはいかないのだが)。愛は確かにそこにあったのだ。揉め事やいさかいもあるのだが、それはそれで自助グループに繋がる等の人生のターニングポイントとなったのでそれも大事なこと、必要なことだったのだ。アライさん界隈に関わっていくことによって、エタイさんは確実に幸せな人生へと歩みを進め出すことができているのだ。

フレンズがそこにいてくれるだけで助けになる、そしてエタイさん自身もここにいていいと思えるようになったのだ。エタイさんにとって、アライさん界隈はいつしか大切な居場所になっていたのだ。なくなっては困るのだ。エタイさんはフレンズとの繋がりを大事にしていきたいのだ。